【LP30枚480曲!】コロムビア「オリジナル盤による秘蔵盤 SP時代・昭和の流行歌」戦前・戦後のSP期を完全網羅 未曽有の超大作 資料満載! 東京五輪で魅力

商品説明【LP30枚480曲!】コロムビア「オリジナル盤による秘蔵盤 SP時代・昭和の流行歌」戦前・戦後のSP期を完全網羅した未曽有の超大作 研究者必携資料満載!   日本コロムビア創立70周年記念特別企画 「オリジナル盤による秘蔵盤 SP時代・昭和の流行歌」 日本コロムビア    AZ7081-7110   mono   30LP+特典LP1枚     歌は世につれ世は歌につれ。 1910年の日本コロムビアの前身会社の創立によって幕を開けた日本のレコード産業は日本の激動の時代とともに歩んできました。 政治、経済、文化、すべてにおいてそれまでの時代にありえなかった進歩と発展を遂げた時代であったと同時に長い戦争とその結果としての敗戦によって国家体制が急変直下の激変を受けた時代でした。 音楽においては日本の本格的な幕開けが起こった時代であり、また史上最高の大衆文化、芸術として発展した時代でもありました。 そのような時代は決して明るい時代ではありませんでしたが、いかにつらい時にも国民がラジオやレコードを通して音楽を楽しみ、生活の中で口ずさんで困難を乗り越えてきました。 流行歌の一曲一曲はそれぞれの時代の世相を映し、文化を現しています。   1970年代から80年代にかけて日本のレコード・メーカー各社は「日本の歌謡曲」、「日本の流行歌」といったタイトルで各社の歌謡曲の主要録音の総決算的な大全集企画を発売しました。この背景には1977年が「レコード百年」というマイルストーン年であったことからほとんどのレコード会社から「歌謡史」全集録音（特にSP録音）が発売され、様々な歌謡大全集が店頭に並びました。   その様な中で日本コロムビアの創立70周年記念の記念商品として出されたのがここに出品する「オリジナル盤による秘蔵盤 SP時代昭和の流行歌」でコロムビアの音楽が綴る昭和の音楽史の集大成です。 商品は戦前と戦後のSP期の流行歌をすべて網羅する内容で 、総枚数30枚（+特典盤2枚）、総曲数480曲、参加アーチスト168名という未曽有の規模を持った驚愕の超大型商品でした。 その商品の壮観さは内容ボリュームの大きさだけではなく、物理的な商品の大きさもけた外れで、商品外寸34.5cmx34cmx13.5cm、重量8.8kgという巨大なサイズも度肝を抜くものです。   昭和は日本の歴史において最大の激動の時代であったと言ってよいでしょう。 政治、経済、文化、すべてにおいてそれまでの時代にありえなかった進歩と発展を遂げた時代であったと同時に長い戦争とその結果としての敗戦によって国家体制が急変直下の激変を受けた時代でした。 音楽においては日本の本格的な幕開けが起こった時代であり、また史上最高の大衆文化、芸術として発展した時代でもありました。 そのような昭和の時代は決して明るい時代ではありませんでしたが、いかにつらい時にも国民がラジオやレコードを通して音楽を楽しみ、生活の中で口ずさんで困難を乗り越えてきました。それが昭和の流行歌でした。 流行歌の一曲一曲はそれぞれの時代の世相を映し、文化を現しています。 そのような昭和のSP録音の流行歌を、昭和元年からSPの販売が終わる昭和37年までの37年間に発表された日本コロムビア作品の中から約480曲という膨大な数の曲を選び出し、LP30枚にまとめたのがこの「昭和の流行歌」です。 1910年の創立以来全てのジャンルを持ち日本最古で最大のレコード会社であった日本コロムビアは流行歌においても最大の供給会社でした。その膨大な音源を用いた本品は日本の歌謡史そのものと言っても過言ではありません。 この商品は1960年に創立70周年を迎えた日本コロムビアが社長の号令の下、日本最古のレコード会社としての威信をかけ全社をあげて取り組んだ未曽有の大作です。   内容は昭和3年に発売された二村定一の「アラビヤの歌」から戦中を経て昭和37年の「日本一だよ」（島倉千代子、村田英雄）までの480曲が収められています。 さらに特典盤として明治大正時代をカバーするための「明治大正はやりうた」という特典LPが一枚添付されているという完璧な内容で、「昭和の流行歌」にとどまることなく、実質「日本の流行歌SP完全コレクション」となっています。   製品は10枚ずつ3つの内箱に分けて収められた30枚のレコードと2冊の解説書（解説編、資料編）からなっていますが、この解説書がすごいのです。1.2kgの重さを持つ「解説編」だけで176ページというボリュームで、それはもはや解説書ではなく「解説本」です。そこには480曲の収録曲全曲の歌詞や吹き込みデータはもちろんのこと、さらに日本歌謡史の権威執筆者によるコロムビア・レコードの歴史、日本の歌謡史の総説としての流行歌大系、レーベルや録音に関する貴重な解説、放送と昭和の流行歌、製作背景に関するエピソードなどめったなことでは読めないような大変貴重な記事が記載されています。そしてもう一冊の解説本「資料編」は圧巻の資料「コロムビア流行歌レコード総覧」で、これはコロムビアの流行歌SPレコードの完全総目録という計り知れない価値を持ったものです。これだけの内容が一堂に集まった資料は壮観で、これに匹敵する書籍はたとえお金を出して買おうとしても入手できるものではありません。この解説書はもうレコードの解説書の域を超えて研究資料集と言うべきものです。創立70周年記念と言う節目のエポック的製品として日本コロムビアがこの商品にかけた執念が伝わってきます。 さらにこの全集はすべての収録曲をオリジナル音源だけを用いて編纂しており、戦後のカバー吹き込み音源を用いて曲目を揃えた安易な全集レコードとは一線を画するものとなっています。音源は日本コロムビアの倉庫に残されていた金属原盤を含む最良のマスターを使用して前例のない最善のトランスファーが行われました。その効果はレコードを一聴してわかります。かつてない高音質と低雑音で活き活きと蘇ってくる歌からはこれまで気づかなかった細かなニュアンスまで伝わってきます。   説明文の長さの制約のため説明をこのまま続けて書くことが出来ません。 よって説明の後半は追加説明としてこの説明文の欄外に記しておきます。   このようにこの「オリジナル盤による秘蔵盤 SP時代昭和の流行歌」は、日本コロムビアの総力を結集した記念碑的商品として膨大な制作費と執念で完成した完成度の高い商品です。一般音楽愛好家はもとより、音楽研究家、文化研究者、メディア研究者などあらゆる分野のプロフェッショナルの要求に答え、研究室、各種学校、図書・資料館などにとっては必携の商品と言ってよいでしょう。   ここに出品する品は筋金入りのレコード収集/研究家であった私の父が当時新品を購入して、使っていた品です。 レコードは購入後すぐにカセットテープにダビングしてそちらを聴いていたため新品同様のコンディションです。レコードは大まかな目視検査のみ行いましたが、これといったキズや瑕疵は見受けられませんでした。（これは決してノイズ皆無ということを保証するものではありません。レコードはたとえ新品でも雑音はあるもので、ましてやこれだけの量ですのでどこかでノイズが出るということはあり得ます。） レコードはすべてかつてのコロムビア系SPレコードのスリーブを復刻した紙袋（一枚私費枚すべて違うデザインのものが使われています！）に入った腕、内箱に収められています。 レコード愛好家ならこのこだわりの塊のような装丁を見ただけで体が痺れます。 解説書は読まれていますので少しの使用感と所々鉛筆による小さな加筆がありますが、とても大切に使われていましていましたので全体のコンディションはきわめて優秀です。 ビロード貼りの装丁がなされた豪華仕様のボックスはいまもぴかぴかの超美品で気品と高級感に溢れています。なお本品は大変大切に保管されてきましたのでカビもカビ臭も一切ありません。（なお、写真には写っていませんがオリジナルのオビも健在で、箱の中に入れてあります。）   これは当時で定価60000という大変高価な製品でしたが、それはその価格をはるかに超えた価値を持っています。その後も復刻歌謡レコード集などがクラブ商品などとして出されることがありましたが、この製品ほど大規模で、また文化的、技術的に高いプロフェッショナル・レベルで作られた商品は出たことがありません。   当時の業界大御所たちの生きた声と知識によって編纂された解説書や大判の紙面一杯にレコードカタログが印刷された完璧なSPレコード総目録など、CD時代ではなしえないLP時代であればこその印刷資料で、2度と作れないものです。この品は歌謡史に深い興味がおありの愛好家、研究家にとって必携の品と言ってよいでしょう。   いまでは入手が難しい商品で、ましてやこのように良いコンディションのものはなかなかないと思います。SP時代を作ってきた人々が生存していた当時でこそなしえた完璧な製品で、そのような人々が他界された今となってはもう2度と作れない貴重な製品です。 一点限りですのでこの機会をどうぞお見逃しなく。   重量：8.8kg(これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)   送付方法：ゆうパックおてがる便（100cm）